第13章 模擬戦
~おまけ~
遊真「今回は、色んな新技について説明していくぞ。
シールド付与、グラスホッパー付与するとどうなるんだ?」
恵土「シールドを付与すると
硬度が増す、面積が小さければ小さいほど効果が強いんだ」
遊真「ほおほお」
恵土「それにより、刃状に鋭くして斬るようにすると
刃みたいに、標的を切り裂くことができる。
シールドを空間ごと無効化できるような密度にすれば
空間ごと切り裂くことだって出来る優れものなんだ」
遊真「なるほど」
恵土「でも、その場合だと
決められた場所から移動させるため、硬度は落ちる。
居場所を固定しているからこそ、硬度は一定だが
固定していなければ動かす分
トリオンは別に使うこととなるため、それに伴って硬度は落ちるんだ。
それをも無効化するほどの密度
それが、空間ごと全てを無効化させる密度ってわけ」
遊真「よく解ったぞb(キラン)
じゃあ、グラスホッパーはどうなるんだ?」
恵土「グラスホッパーの場合、弾性を上げることで
当たった瞬間に押し返すことで
グラスホッパーの跳ね返す力を利用して、押し返す力を倍以上に上げる。
相手の体勢を崩させるのが目的で使うことが多い」
遊真「なるほどな。
クッションとしても使ってたな、そういえば」
恵土「グラスホッパーの力を打ち消すぐらいの勢いじゃないと
上へ弾き飛ばされるから、注意が必要だぞ?」
遊真「なるほど。
最後に流尾ってなんだ?あのオオカミのことか?」
恵土「あ~。
バルブってあるだろ?トリオンを凝縮させたの。
それを放出する際に
少しずつにして、ハウンドとして出すんだ。
すると
周囲に対して、自動で防いだり攻撃したりする」
遊真「?(首傾げ)
自律型トリオン兵みたいなものか?」
恵土「違う。
放出したトリオン自体が
意思をもって、形を作ってるようなものだ。
宿っている意思・想いを通して
その死んだ者たちのトリオンが勝手に動いて凝縮され
ホワイトトリガー、白帝となって私を護っただろ?
それと同じ原理なんだと思う」
遊真「なるほど」
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