第9章 青いキミと【※】

ワタシの部屋に入ると青峰はベッドに腰を降ろし自分の脚の間にワタシを座らせた。


ワタシの後ろ髪を掻き分け首元に顔をうずめると後ろからギューっと抱きしめる。

「…大輝って呼べよ。」

いつもにまして低い声でそう言いワタシの首筋に舌を這わせる。
その生暖かさにピクッと身体が反応する。

『…ん。……だぃ…ッき、、』

抱きしめていた手を緩めると太ももに手を伸ばしそのラインをスーッと指でなぞった。ショートパンツのセットアップだった為素肌に大輝の指が触れる。思わずキュッと脚を閉じると大輝の手がワタシの太ももに挟まれる。

その手をスッと抜くとそのまま上にあがって上半身へと移動する。

『…んッ、、』

服の上からだが大輝の手がワタシの胸に触れた。正直服の上から触られても気持ちがいいとは思わない。だが首から伝わる大輝の息や背中で感じる暖かさ、その雰囲気に流され身体中が敏感になっていた。

さわさわと胸に触れ

『お前細っせーのにおっぱいは結構あんだよなー。』

とワタシの胸を揉む。

『ッん、、…。』

少しのくすぐったさと服の上からというもどかしさに身をよじる。

すると大輝が手を離し後ろから退くとワタシを仰向けに寝かせた。その上に大輝が覆いかぶさる。

グッと大輝の唇がワタシに被さり先ほどよりも荒々しいキスをしてくる。

…くちゃ…くちゅ。

互いの唾液が絡まる音が響く。

「ーーべろ出して。」

ワタシが言われたとおり舌を伸ばすとその舌を唇で包みその口内で舌を絡めチロチロと舌先を舐めながら少し歯を立てる。

舌についた唾液をズズッと吸い取るように大輝の唇が離れるとワタシはうっとりした表情を浮かべふぅッと息をついた。

ボスンッといきなり大輝がワタシの顔の横にある枕に顔をうずめると

「ーっクソ。可愛すぎるッ。」

モゴモゴとしながらもそう聞こえた。

そのまま大輝の顔はチュッチュッと音を立て首筋をなぞり鎖骨へとおりる。