第4章 奇跡の出会い
ただでさえ紫色が登場した時点で頭の中が?!マークでいっぱいだったのにそこにさらに青色と緑色が二人同時が登場して本当にパニックに陥りそうになった。
「んぁ?別にいーだろ緑間。どーせこいついつも残すんだから。」
「そういう問題ではないのだよ。」
その二人はワタシたちが座っていた向かい側に座った。
「そうだね、青峰。梓だってもしかしたら全部食べたい日だってあるかもしれないだろう?」
「いや、赤司、そうではないのだよ…素手で食べ物に触れるというのがまずいけないのだよ。」
「えーだったらみどちんはパンお箸で食べるわけー?」
「え?緑間、お前パン箸で食うとかどこの国の人間だよ?パンってゆーのは手で掴んで食うもんだぜ?」
敦のボケに青峰が悪ノリをする。
「紫原。屁理屈を言うな。そして青峰調子にのるな。」
カラフルな髪の方々が目の前で中学生らしいくだらない会話を繰り広げているがその話をくだらないなぁと聞いているわけではなく今この現状が信じられなくて唖然としていた。
キセキ(奇跡)だ。