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新・妖魔が巣食う街

第1章 平和な日々の終わり


「魅湖・・家で大人しくし・て・い・な・さ・い。」
電話から、美鈴の恐ろしい?声が聞こえて来た。
「ヒッ、ヒェエエエッ!!」
魅湖は悲鳴を上げるや、急いで電話を切った。
「どどどど・・どうしよう。」
魅湖は布団い身を隠しながら呟いた。
リリリ・・・・ン・・リリリリ・・・ン
下の階で、電話が鳴り響いた。
「ひぃ・・・」
魅湖は悲鳴を上げた。
下の階では、電話は鳴り響いていた。
「で、出よう・・ゆ、勇気を出して出てよう。」
魅湖は呟き、電話の受話器を手にした。
「は、は・・い小牧・・じゃない古森です。」
魅湖が電話に出た。
「魅湖、どうかしたのか?」
電話から、雄哉の声がした。
「え? ううん・・何でもない。」
魅湖が雄哉に。
「お母さんはしばらく、入院する事になったから。」
受話器から、雄哉の声がした。
「しばらくって、2、3日じゃないの?」
魅湖が雄哉に。
「それが、お母さんの体が急変したんだ。」
魅湖の問いかけに雄哉が」答えた。
「そう、なんだ・・・。」
魅湖が答えた。
「でも、心配はいらないと病院は言ってた。」
雄哉が魅湖に。
「・・・わかった、お母さんいは私から伝えておく。」
魅湖が雄哉に。
「では頼んだ・・じゃ、また。」
雄哉は呟き、電話を切った。
「お母さんに、電話しなきゃ。」
魅湖は呟き、電話を掛けた。
「はい、小牧です。」
聞き覚えのある声が、聞こえて来た。
「魅湖です。」
魅湖が声の主に呟いた。
「魅湖?どうかしたの?」
魅湖が魅湖に。
「さっき雄哉さんから電話があって、雄哉さんのお母さんの体が急変したから、しばらき入院するらしいの。」
魅湖が美鈴に呟いた。
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