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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第15章 赤い夫との豪邸



「やあ、遅くなってすまないね」

扉が開けられるとそこにはお義父さんがいた。

「いえ。大丈夫です」

『いつもこれより遅いぐらいに帰宅するので大丈夫ですよ』

「まあ座ってくれ。今日は美桜さんが来るからいつもより豪華な食事だ。食べてくれ」

お義父さんは目尻に少し皺を寄せて笑った。

『ありがとうございます』

私も笑ってお礼を言った。そして談笑しているうにうちに料理が運ばれてきた。どれもこれもとても美味しそうだ。

〈こちらは最高級のフィレ肉のステーキです〉

メイドさんが私の前に置いた。お肉のいい匂いが私の前に広がる。

ゴクッ

私の喉がなる。

「さあ食べてくれ」

『い、いただきます!』

私はお肉を一口サイズに切ってから口の中へ入れた。
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