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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第13章 赤い夫とのアメリカ



私たちは無事にロサンゼルスにある空港へと降り立った。

『やっぱ綺麗やな……………』

私は空港の外へと出て、街を車で走っていた。

「これで2回目だね」

『そうだね。1回目は結婚式だったし』

「今回は観光しようか」

『仕事は?』

「さすがに全日仕事ではないよ。少し多めに日を取ってある」

『そうなんだ。さすが社長』

「社長の特権だ」

征十郎はシャンパンを片手に言った。

『これからどこ行くの?ホテル??』

「いや。父さんの会社だよ。あと泊まるのはホテルではなくて父さんの家だ」

『……………嘘でしょ』

「こんなときに冗談を言うと思うのかい?」

『全然心の準備ができてないんですけど』

「しょうがない。頑張るんだ」

波乱のアメリカ出張が幕を開けた。
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