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【HQ!!】+ばいんど【R18】

第17章 ➕ほらー


サーブ練、サーブ練。
私の頭の中はそれで一杯だった。
私は徹さんという存在を愛していたし、そりゃあその心根を慕い、見た目がちょっとばかし良いらしい事も認めるが、それ以上に一廉のバレーボールプレーヤーであることを買っていた。

その鍛えられた上腕二頭筋が躍動する様子を想像しただけで…はぁ、胸が張り裂けそう♡

これが恋だよね。
私は最高の恋をしています!

「燁ちゃん…怖くないの?」
徹さんが云う。

カンテラの小さな火に照らされた徹さんは神秘的にすら見える。
まあ、どうでもいいケド。

「上腕二頭筋…」
徹さんの腕をもみゅっと揉む。
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