• テキストサイズ

【ときメモGirl】~葉月 珪編~

第1章 プロローグ


 

あれは……いつの頃だったかな?

まだ恋愛の“れ”の字も知らないような、幼い子供だった私達。

私と彼は、ある教会で絵本を読んでいた。

ううん。

正しくは――読み聞かせてもらっていた、彼に。









「むかしむかし、ひとりの王子が旅をしていました。旅の途中、ある国で道に迷った時のこと……。
王子は森の中の教会で、美しい姫と出会いました」

 
/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp