第1章 早朝
私は菜々瀬流星です。
陽花戸中、サッカー部所属。
ごくごく普通の中学2年生。
今日はたまたま、
早起きをしたので学校に早めに出発!
「あれ?流星先輩?」
いきなり後ろから声がした。
「あっ。立向居くん。おはよ!」
「おはよう御座います(ニコッ」
彼は立向居勇気くん。
サッカー部の私の後輩。
「先輩……どうしちゃったんです?」
「へ?何が……?」
「こんなに朝が早いなんて……」
失礼な…………
「うん。まぁ……ね……」
「低血圧なのに………」
「う″っ…………」
「身支度にいつもは5分もかけないのに…」
失礼すぎる…………((泣
「だぁーー!!うるさいな!!いいじゃんか!!別に!!!」
「はぅ………ごめんなさい……」
「え。いや。怒鳴ってごめんね((汗」
と………
いうより……
なんで私のこと
こんなに知っているんだろ……
低血圧なのは
誰も知らないはずなんだけど……
ま!いっか。