第4章 え…
先「いい感じだ。この調子で明日金賞狙うぞ」
みんなの想いが一つとなり、金賞を取れることをー。
先「じゃあ、一時まで昼ごはん!」
「はいっ」
途端に楽器を置き、それぞれがダラァっと
なった。
さくらもユーフォを置き、パイプ椅子の下に
ある、水筒のお茶をゴクゴクと 飲んだ。
「あー、眠たいぃー!」
ぼそっと独り言を呟く。
しかし、それに反応した人がいた。
唯「こっちも、眠てぇわ!」
「だの〜」
合奏中で眠いのは、別のパートがハーモニー
などを合わせていて、暇な時だ。
眠気にどっと襲われる。
ま、さくらは寝ないが……。