第2章 分かってるよ
「……です」
冬「ちゃん 吹部だもんなぁ〜」
土「そっか‼︎ 運動神経良いのにもったいねぇなぁ」
中「ふふーん」
さくらの鼓動はもう聞こえてしまい
そうなほどに、鳴っていた。
(しゃ、喋った!久しぶりだ)
会話と言えるのかー、レベルの事なのに
さくらの心は幸せでいっぱいだった。
木「さくらどうした?顔がにやけてるよ」
「べ、別にっ にやけてなんか///」
木「にやけてたよ〜」
確かに、にやけていたのかもしれないが、
木葉はさくらの好きな人を知らないため
面倒になるのは嫌だった。