第1章 もう一度
希のオススメのお店に着いた。
希「みんな、このお店は普通の居酒屋やからね?
勘違いしたらあかんよ?」
そう言いながらドアを開けた。
「いらっしゃいませっ♡4名様ですか?♡
お好きな席にどうぞ♡ご注文はにこ以外でお願い……ってええええ!!なんで希!?って穂乃果たちも!?」
希「にこっち相変わらずやね」
に「の、希…知っていたの?」
希「この前、友達がね…ここで面白い子いるって教えてくれたんよ」
にこの顔はすこし引きつっている。
に「と、取り敢えず空いている席に座ってて」
希「にこっち、そんな接客態度でいいんかなぁ?」
に「に、にっこにっこに〜」
そう言いながら、にこはどこかに行った。
穂「にこちゃん元気そうだね」
絵「そうね…」
希「穂乃果ちゃん…本当はうちらに会いに来た理由があるんやろ?
ただ会いたいだけじゃなかったんやないん?」
こ「そうだったの…!?」
穂「う…うん……実はね雪穂から店は雪穂が継ぐからM'sの9人でもう一度音楽をはじめたらって言われたの。私もずっとそうしたいと思ってた。でも…やっぱり無理だよね。」
こ「穂乃果ちゃん…私も思って」
希「無理やね」
絵「希…!?」
穂「だ、だよね…そうだよね。ごめん、みんな。」
に「お待たせいたしました〜ってえ!?何この空気?
もっと盛り上がりなさいよ!!」
絵「にこはどう思う?」
に「え、な、なにがよ」
絵「もう一度音楽をはじめること」
に「何よ急に。M'sはスクールアイドル。もう一度音楽を始めたってM'sにはなれない、戻れない。希もそう思ってるよ」
絵「そうね…でも、実は私も音楽をしたいと思ってるの」
こ「こ、ことりもだよ!今日こうやって4人に会えて思ったの。あの日に戻りたいって……」