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Magic

第1章 1話


もう幾つの家を回ったのかわからないぐらい家を尋ねた。

冷静になれない私はこの場所でこの世界で1人なのではないかと不安で信じられなくて同じことを繰り返した。

そうして行った何度目かの無駄な行為の末、一筋の光が私のおかしくなった精神を救ってくれた。
辿り着いた家のドアに近づいた時、何かを引きずるような音が聞こえた。
ようやく見えた希望の光に私は一度大きく息を吸い深呼吸をした。
扉の前に立ち金具を取りノックのために大きく叩き、お邪魔しますと呟き家の中に入った。

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