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【恋の乱】才蔵さんの嫉妬【R18 裏】

第6章 ※※※※※※


ああ、声は出したくないのに…。
でも…、つい…。
口は塞がれてるのに。

とても気持ちいい…幸せ、とろけそう…。

頭の中がぼうっとしている。
私は目を閉じ才蔵さんに身を任せていた。

すると塞がれていた唇が解放された。

でも声は出さないように、
ため息のように小さく、静かに呼吸をしていた。

指の動きは続いている。
とても優しく柔らかな動き。
これならあまり乱れなくて、
気持ち良さが続く感じでなんとかなりそう…。

そう思っていたのもつかの間。
足を大きく広げられ
才蔵さんの両手で固定される。

はっと目を開けると
足の間から才蔵さんの頭が見える。

「あ、はああんっ!」

体の中心に生温かい刺激を与えられ
つい大きな声を出してしまった。

とっさに自分の手で口を押さえる。

「才蔵さん、だめ…です…」

囁くように訴えるが
もちろん聞き入れられることはない。

足を閉じようとしても強い腕で固定され
全く動かせない。
さらに激しく才蔵さんの舌がうごめく。

そして
ジュルジュル、
ペチャペチャ、
チュウチュウと
またわざと大きな音をたてている。

いやだ、なんていやらしい音…。

「あふっん…やめ、だめっ、
外に聞こえる…、
才蔵…さ…ん、
やめて…ああん」

口を開くと刺激の度に
甘い声になってしまうので
また手で口を押さえる。

快感に気持ちを持って行かれないように
別のことを考えるようにしたが、
うまくいかない。

声を押さえることに集中した。
我慢。我慢。…でも…。
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