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合同企画 【相合傘】 R18

第2章 今宵月が見えずとも


「あぁっ……ダメッそこは……あぁっ」

「ダメじゃなくてイイんだろう?」

グリグリとそこを攻めるとまた一段と嬌声が高くなる。

「あぁっ、あぁん、あっ、あっ、あっ、あぁーーっっ‼︎」

彼女の身体から力が抜ける。オレは指を抜くと脇に置かれていた小箱へと手を伸ばす。中身を取り出すと、さっきからいきり立っている自身に被せた。彼女はまだ肩で息をしていた。その耳元で引低く囁く。

「気持ち良かったかい?今度はオレも気持ち良くしてくれるかな?」

「待って、辰也……んっ」

彼女の唇をキスで塞ぐと、一気に中へと自身を突き立てる。気を抜くとすぐにイッてしまいそうになるほど、彼女の中は気持ち良かった。

「動くよ……」

「あぁっ、あっ、あっ、あんっ、あっ、あっ、あっ」

初めはゆっくりと、けれど次第に早くなる律動。いつの間にか背中へ回されていた彼女の手が爪を立てる。その爪が赤く滲む証をオレの背中へ刻む頃、彼女の一際高い嬌声と共にオレは白濁の欲を吐き出した。
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