第30章 アメリカの時間2
ケイト「う〜ん。
なかなかひっかからないなぁ」
カルマ「何やってんの;」
ケイト「エロ本があれば拾って読むかなぁって…
ほら、あの殺せんせーみたいに」
殺せんせー「ぬるっふっふっふっふっ//(微笑」
カルマ「大人としてどうだろうね、あれ」
ケイト「今更過ぎるよ」←何気にひどい;
そんな中…
渚「えっと…
水の中にでも隠れる?」
茅野「ダメだよ。
ほら、多少でだけど泳いでる影が見えるし」
渚「本当だ。
こうやって草むらに居るしかないのかな…;」
「いたぞーっ!!」
茅野「それよりも逃げないと!!;」
そうして…
鬼から逃げ回るチームは
頑張って逃げ回っていた…
一部では…
深追いしてきた鬼を、罠にはめることもあるのだとか
ケイト「正確に言うと、どっちも鬼なんだよね
相手を気絶させるって意味においては」
カルマ「そうだねぇ」
見通しのいい場所で
連絡を取り合いながら、少しずつ多くとらえていく
鬼チーム=紅は、人チーム=白を
次々に追い込んでいった…
それから…
最後は…
ケイト「うおおおっ!!」
ケビン「でやああああ!!」
ブロックに跳ぶケビンと、ダンクに跳ぶケイト
ケイト「喰らえ!!ロケットダァーンク!!」
どっごぉん!!
ケビン「ぐおおおおお!!;」
見事にダンクを決められ、吹き飛んだ;
渚「何でバスケやってるの、この二人は!!??・・;」
茅野「う〜ん;囮かなぁ?;
大声を出して注意を引き付けている間に
それ以外の人が、白チームの後ろに回って気絶させるとか」
カルマ「ご明察」
『!!??』
バスケコートの影にいた二人が振り返った直後…
カルマは、二人を気絶させた
後頭部への全体重をかけた掌底=
脳に衝撃波を伝え、脳震盪を起こさせることで…
ケイト「お〜い!
一網打尽にしたー!?」
カルマ「これで全員だよ。
この二人、気配を消すのがうまくて大変だったね」
そうして…
紅チームが勝ったと決まった時…
既に、エヴァンと学と
ケイトとカルマしか残っていなかった
とにもかくにも…
その後、バスケを見て
血が熱く燃えたぎったエヴァン爺ちゃんによって
バスケ大会が、昼から執り行われたのだとか^^;