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白い小悪魔は誰のもの?

第4章 ★デート★【黄瀬涼太】



〔黄瀬涼太〕


俺の隣を歩く彼女にどうしてもドキドキが止まらない



いつも可愛いっスけど今日の服も可愛すぎっスよ~///!!



待ち合わせの時に絡んできたあいつらはムカついたけど!



それから手繋いでスポーツショップやカフェとか一緒に見てたらそんな気持ちも無くなった


なんかこう、零蘭っち見てると心が安らぐんスよね


いつもフワッとしてて甘えさせてほしいときにはいつも甘えさせてくれて、でもたまに意地悪で小悪魔なとこがあって、それも魅力的すぎる


そんな彼女に惚れてからそんなに経たないのにこれからもずっと一緒にいたいって思っちゃうんス


さっきの店で買ったチョーカーを零蘭っちに着けてあげると、十字架が胸元で光って更に彼女の美しさを引き立たせる



思わず後ろから抱き締めてしまい、そこからフワッと香った花のような香りにそそられて首にキスする



その瞬間零蘭っちの耳が赤くなるのが見えた。



ダメッ、可愛すぎ///



こんな場所じゃなかったら完全に襲ってるっスよ?



込み上げてくる感情を押さえ、体を離して彼女の手を掴む。



そして、俺達は町巡りに出掛けた。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



その後服屋等回っていると辺りは夕暮れに染まっていた。


そろそろ帰らないとね。


黄瀬『わっ、もうこんな時間スか~。楽しい時間は過ぎるの早いってホントだったスね~』



『そうだね(苦笑)涼太はこのあと電車?』



黄瀬『いや、此処から割と近いんで歩きっスね。零蘭っちは車?』


『うん、今から呼ぶつもり』



黄瀬『じゃあ、お迎え来るまで一緒にいるっスよ♪』


『ありがと♪』


私は朔夜に電話で連絡をいれる。15分程度で着くらしい


私達はその間、迎え場所である駅で待っていた


最近は暗くなるのが早いのか駅に着いたときにはもう辺りは暗くなっていた



夕方に大半の人が帰っていったのもあり、そのせいか今は若干人通りが少なくなり私達二人の回りには静かに車の横切る音が聞こえるだけとなっていた



黄瀬『零蘭っち、今日はホント楽しかったっス♪また一緒に出掛けよ?』


『うん!勿論♪』


黄瀬『...でもまだ、帰したくないかも』






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