第14章 初めての夜【R18】
「こっち向いて…」
また仰向けにされる。
鼓動が早くなり、胸で息をしてしまう。
体が熱い…。
司は太もものあたりに舌を這わせている。
「やん」
膝を立てた状態で、足を開き気味にさせられる。
司の顔が私自身の前にあり恥ずかしさから足を閉じようとするけど、
司の手に押さえられ閉じることができない。
「こら、閉じるなって。力入れんな。」
でも司は私の中心には触れない。
太ももの付け根の方にキスをしている。
「ああん、司。」
もう私のあそこはすごいことになっているはず。
どうしてあそこを触らないのかな。
「あの…。」
「なんだ?」
「ん、なんでもない…。」
恥ずかしくて言えない。
司の舌はあそこの近くまできても反対側の太ももに行ったりおへその方に行ったりする。
「司、あの。私、その…。」
「なんだよ。
して欲しいことがあるんなら言えよ。」
司がいたずらっぽい顔になってる。
ああ、絶対わかってるはず。
「もう、わかってるんでしょ?
いじわるしないで…」
「まあな、わかってるぜ。
お前のここ、すごく濡れてるし。
すっげえいやらしく濡れて光ってるぜ。」
やっぱり。司の意地悪。
もう、恥ずかしい。
そんなに見なくてもいいのに。
「どうして欲しいのか言えって。」
「やだ、恥ずかしい。
司の意地悪。っう、はああん!」
司がまた太もものあたりに舌を添わせている。
本当に意地悪。
私は目がとろんとして、息遣いがさらに激しくなった。