第9章 少し先【R18】
司「そろそろ身支度をしなくっちゃな。
お前の親には心配かけたくねえからな。
あの家に行くと娘が変に乱れて帰ってくるとかさ。」
陽「司、ごめんね。
でも今日はそこまで嫌じゃなかったかも。
この先のことはまだわからないけど…。」
司「そうか、じゃあまた何度でもやってやるぜ。」
ニヤッといたずらっぽく笑う司。
陽「え?何度も??」
ちょっと困ったような顔をしてしまった私の頭を優しく撫でる。
司「うそうそ、ぼちぼち行こうぜ。
でも今日は陽南にいつもよりたくさん触れられて嬉しかった…。」
陽「私も、ちょっと怖いとこもあったけど。」
司「え?これくらいで怖いのか?
まじか?どこだよ。
怖い要素はないはずだぜ?」
陽「もういいって。
恥ずかしいから言わせないで!」