第8章 風紀委員は……
智明
「呆気ない……殺られ方だな…!親父らしく無いな……義母さんもな…身内か?抵抗も無いとすると…」
輝
「そうかもな…世田谷署に行けば判るだろう…。厳重にしたのにな…」
智明
「世田谷署に行ったらアリバイを聞かれるな!弁護士に頼んだのか?」
輝
「手配済みだな…昨日の夕方はアリバイがあるがら大丈夫!」
智明
「証言か……」
輝
「剛はベラベラ話すからな……運転してるお前だ!話すなよ!」
剛
「話さないです!口にチャックします。何も見てない、何も喋りません…」
輝
「信用が無いな!喋ったら、殺るぞ!」
智明
「朝は病院に行ったし、昼間は会社に居たし、夕方からは七瀬さん達と居たから3段階の証言が有るから大丈夫!運転は剛だから運転の時間帯だけを証言すればいいな!」
剛
「判りました!任せて下さい!」
輝
「大阪が手薄になるな…藍が……心配だ!」
智明
「藍は大丈夫!メモを置いてきたから!(笑)信用されなかったら…大変だな!」
輝
「智明は細いな、色々とな!」
智明
「藍限定だよ!(笑)」
輝
「これから、通夜に葬式か…忙しくなるな…」
智明
「そうだね…大変だ…警察も忙しくなるな…」
……車が世田谷署に向かう
藍、目が覚めて、喉が渇き冷蔵庫に行き水を飲む。リビングのテーブルに座るとメモがある。横には新聞がある
藍
「両親が事件に巻き込まれたから確認して来るから、連絡するまで良い子に留守番してろ!」
藍、横の新聞を読む……犯人は捕まって無いやん!早う捕まればええな…ええ子に留守番か…じゃあ、スーパーに買出しに行か
藍
「ルルルッ〜♪ラララララ〜♪3日間乗り切ったから、ご機嫌さんや!」
藍、鼻歌を歌いながら支度してスーパーに行く
藍
「これも、あれも、ポポイのぽいや!」
藍、カゴに欲しい物を入れて行くと
龍太
「あれ、藍!藍も買い物?復活したんだね!(笑)」
藍
「龍太は何買うてるの?」
龍太
「お昼ご飯と夜と朝かな?剛さんが居ないからね!」
藍
「輝と智明の親父とオカンが刺されて亡くなったんや…お留守番してろってメモがあったから…ええ子にお留守番してるんや!」
龍太
「お昼ご飯は一緒に食べるか?餃子パーティーにしよう!焼き餃子に水餃子に肉まん買ってな♪」