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冷めたミントティー

第4章 はつこい NO



それから俺に初めてのドラマの話がきて、坊主にされてしまった。
監督は厳しい方だったけど、これがドラマの世界なんだと感じれた。


おーちゃん、見てくれるかな?
けど、まだまだ未熟な俺の演技なんて見ても京都で舞台しているあの人は....きっとなんとも思わない。


そう、思った。

と、同時に演技の世界に興味がわいた。
もっと上手になりたい。
もっと学びたいと思った。


この業界にきて初めて仕事に興味を持った。

それから、自分でいろいろ考えてアメリカに行こうと思った。

お金だって貯めた。


おーちゃんは帰ってきても会えず、もうおーちゃんなんて...。


なんて.......、考えてた。

おーちゃんは帰ってきてもまたすぐ京都に行ったし俺に会ってもくれず。


去るものは追わずなんだもん、俺。

おーちゃんには町田くんとかいるし俺なんか見向きもしてくんないしさ、いいんだ。


それから社長にも意志を伝えた。
俺にしちゃ、よくやった。
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