第3章 第3Q:☆スパイス☆<黄瀬>
~Side by はな~
あっ・・・涼ちゃん発見・・・
涼しい風にあたりたくて、体育館の外に出てみると、涼ちゃんが、水色の髪の毛の子と話してる・・・
事務所のマネージャーに確認して、こっそり涼ちゃんの試合を見に来ていた・・・
試合中の涼ちゃんカッコよかった・・・
風下にいる私には、二人の話が少し聞こえてきた・・
黄瀬「正直自分でもわかんないス・・・中学の時は勝つ試合が当たり前だったけど・・・
勝てるかどうかわからない今の方が・・・気持ちイイんス・・・」
涼ちゃん・・・しばらく見ない間に、イイ眼になった・・・