第14章 ご機嫌な
「お待たせしました」
「おせーぞ!テツ!!」
「黒子っちこっちこっち!!」
今日は久しぶりに赤司くんたちとの飲み会です。
「黒子は何を頼もうか?」
「そうですね…」
赤司くんからメニュー表を貰い飲み物を選んだ。
「んじゃ、久しぶりに皆集まった所でオレから一言っスね!最近は……「「「カンパーイ!!!」」」
ちょっと!聞いて欲しいっス!」
「どうせまた話すんだろ?一緒じゃねーか」
「青峰っち~!」
「黄瀬の話など興味ないのだよ」
「みどちんに賛同~」
「緑間っちと紫原っちまで~」
黄瀬くんには悪いですが乾杯で話されても困ります。
「黄瀬たちはほっといて食べよーぜ」
火神くんは何年経っても花より団子ですね。
「そう言えば黒子っち~!!黒子っちのとこ赤ちゃん産まれるんスよね?オレ聞いてなかったんスよ~!」
「そうでしたっけ?」
黄瀬くんは海外にいましたし、正直後が面倒でしたので教えてはいませんでした。
「お前のせいでオレは病院で大変な目に合ったのだよ」
緑間くんのはただの勘違いだと聞いたのですが…
「ねえ、赤ちん、これ頼んでいいかな~?」
「ああ、頼むといい、今日はオレがご馳走するから」
赤司くん随分と機嫌が良いですね。
「まじかよ……んじゃ、オレも頼むか」
「火神くん、加減はしてくださいよ。食べ放題ではないですから」
セーブしないと火神くんのことですからほぼ全メニュー頼みそうですからね。