第7章 時空間の未来
俺は、柚音と言うやつと戦っていて
それで…この空間に来たのか
辺りは森林だらけだ
その瞬間遠くから声がした
『森の世界へようこそ、此処は君の能力が必要な人達がいるよ?でも早くしないと』
それから声はしなくなった
早くしないと何だと言うんだ
森をしばらく歩いていると
ゾンビがいっぱい居た
『な、何だ此処は』
そして俺に襲いかかって来た
prismストーンを使おうとしたが
ここでは、闇の力が強過ぎて
上手く使えないようだ
『逃げるしか無いのか…』
そう言って俺は逃げた
あちらこちらにゾンビがやってくる
俺は、どの道に逃げれば良いか分からなかった
『こっちだ』
微かにだが声はした
俺はその声がする方に行った
『ふう…何とか間に合った』
そこには高校生くらいの青年がいた
『あの、貴方は?』
『いや、そんな事より…この結界を解除するのが先だと思いますよ?』
『こ、これは?』
『恐らく、闇の力が暴走してるのでしょうね』
『しかし、prismストーンも上手くコントロール出来ないし…どうすれば?』
『これを使って下さい』
青年から渡されたのは茨の剣だった
『これを使えば良いのですね?』
俺が聞くと彼は頷いた
俺は、力を振り絞り
剣を結界に当てた
すると結界は崩れた
『これで、森の結界は崩れた…後は他の人達が結界を破れば闇は抑えられる』
『あの、貴方は』
『俺は、××だよ?さあ、元居た所に戻りなよ』
そう言った瞬間、光で見えなくなった