第5章 3人のカウンセリング
俺は、お母さん、お父さん、兄ちゃん
利恵と結花と俺で旅行に行った
兄ちゃんは俺よりも3つ上で
利恵は俺の2つ下
結花は俺の3つ下だった
『ねえねえ!お兄ちゃん旅行楽しみだね!』
『そうだねー』
『利恵お姉ちゃんズルい!結花もくっつく』
『アハハ!夕陽は本当に妹に好かれてるなー!』
『別にそんなんじゃないよ?お父さん』
『ほんとねー!それよりも健人アンタも夕陽を見習いなさいよー!』
『はーい』
お兄ちゃんはダルそうに言う
こんな風な楽しい日常だった
でも…あの事件が起きた
(ブォー
旅館が燃えたのだ
『熱いよぉ!』
結花が泣き出した
『お兄ちゃん…助けて…』
俺は助けようとしたが、炎が上昇していて
近寄れなかった
するとお父さんが言った
『夕陽!俺らは後から行くから先に行ってろ!』
『でも!(泣)』
『良いから行け!』
こうして、俺は逃げた
でも、お父さん達は来なくて
俺以外の皆遺体で見つかった
『必ず来るって言ったじゃん…(泣)』
それから、俺は狂った
『何で死んだんだよ!』
(バリーーン
そのような事を繰り返し
おばあちゃんを困らせた
おばあちゃんごめん…こんな孫で…