第9章 黒色のジャージ
影山君は、眉間にシワを寄せたまま…
影山
「……助かった…色々、ありがとな」
そう言って顔を逸らした。
暦
「⁉︎」
私は、影山君の視線にサッと回り込む。
暦
「どういたしまして!(ニコッ」
影山
「!〜〜〜////」
あ、顔赤くなった…お礼言うの慣れてないんだろうな。
そんな影山君が、私に言ってくれたなんて…嬉しい〜!顔が緩む〜!
暦
「あ、そうだ…日向君、影山君、嬉しいついでにお願いがあるんだけど、」
日向/影山
「?」
暦
「2人の事も、名前で呼んで良い?」
日向
「!い、いいよっ、もちろん‼︎」
暦
「影山君は?」
影山
「別に構わねえけど…」