第1章 衝撃!私の友達の悲しみと
放課後
花依、あーちゃん、美咲は
ほとんど毎日一緒に帰る。
というか
美咲は両親が多忙のため
あまり家にはいない
だから花依の家に半同居中
花依の家族は本当の家族のように接してくれている
優しいんだ…
あーちゃん「今日、シオン回だね!」
花依「うん!すんごい楽しみなんだー!」
今日はアニメで
大好きなシオンがたくさん出るらしい
わたしはふーんと聞きながら空を見ていた
花依の家につくと
アニメを万全な態勢見ようといろいろと
用意し始めた
わたしは花依ちゃんの隣に座るも
詳しくないのに一緒に見ても
邪魔になるかと思い
読書をする
アニメはオープニングが始まり
花依ちゃんはいつものあの顔で
テレビにかじりついていた
話も中盤に差し掛かった頃
ふっとテレビを見ると
シオンが戦いに敗れ死んでしまったところだった
まぁ、そんなこともあるよね
と、また読書に戻ろうとしたら
視線の隅に見えた花依ちゃんの顔がこの世の終わりみたいな
すごい顔になっていた…
花依「あ"ああぁあぁーーーー!!!!!」
びっくーーん!!
突然の悲鳴にびっくりした
花依母「どうしたの!?」
花依兄「うるせぇー!デブっ!」
それは家族も一緒だったらしく
一時騒然となった