第1章 -3D girl-
サヤカって名前呼んで起こしても
んー、って言うだけで起きる気配なくて
ベッドの横行って、顔を覗き込んで
もっかい名前呼ぼうとしたら
サヤカが、裕太、って寝言言って笑った
その瞬間、俺の中の理性が崩れ落ちて
サヤカのこと、そんな対象で見たことなんか
1回もなかったのに、止まらなかった
寝てるサヤカに覆い被さって唇重ねて
苦しくて起きたサヤカは、寝起きだし
状況理解出来てなくて、ビックリしてた
サヤカ、経験ないって知ってたけど
もう、抑えきかなくて、とまんなくて
最初はかなり抵抗してたサヤカも
しばらくして諦めて俺に身を任せた
サヤカ初めてだし
なるべく気は使ってシたつもりだけど
繋がったとき、痛いって言いながら
サヤカの瞳から涙が溢れたのを見た瞬間
我にかえって、急に罪悪感に襲われて
なにやってんだろって、ほんと後悔した