第4章 最悪のピンチ
ニノとマネージャーさんが行ってからどのくらい経っただろう。
さっきのことを思い出すとまた涙が出そうになった
「なんで、また泣きそうになってんだよ笑」
「えっ、もう終わったの⁉︎」
ニノとマネージャーさんは
車に乗り込んだ
「今、何時だと思ってんの?」
「わっ!もう、23時!?」
「長くなかったの?」
全然時間とか気にしてなかった
そういえば、なんであたしが
あんなとこにいたって分かったんだろう
「ねぇ、なんであたしのいる場所分かったの?」
「ここに行く途中乃愛が男2人に挟まれてあんなとこ行ってるとこ見えたから」
え?
「あそこは行っちゃだめなとこだよ、怖い人がたくさんいるんだから」
知らなかった…
「二宮さん、この後お家に向かっていいんですか?」
「あー、そうだなー、翔くんち寄ってもらえる?」
「分かりました〜」
ニノは翔くんちに行くように進めた
「えっ!待って!こんなんで翔くんに会えないよ」
あたしの服は破れてる
酷い有様だ
マネージャーさんは、行くのか行くか
迷ってると
「車出していいよー」
あたしの話しは無視だ