• テキストサイズ

赤い月…~F.T~

第1章 赤い月…


ドライヤーを取りに行って
自分の前をトントンと
叩きながら咲希を呼ぶ



藤「咲希ちゃん、
ここ座って?」



咲「はーい♪」



素直にちょこんと座る咲希




ニヤニヤしながら
こっちを北山が見てくるけど
あえて気づいてないフリをする



咲「ふふふ。
なんか眠くなっちゃう♪」



藤「はいっ、おしまい♪
咲希ちゃん髪サラサラだね♪」



咲「んー?ありがとー♪」




トロンとした目で
藤ヶ谷を見ながら伝える咲希に
一瞬照れた藤ヶ谷は
咲希の横に座りなおし
誤魔化すためにシャンパンを
口に流し込む



咲「あぁー、太ちゃんが
私のシャンパン取ったー。
返してよー。」



藤「え?」




俺の手からグラスを取り上げ
満足そうに飲んでいる




/ 102ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp