第4章 俺もキセキを倒します!
真琴「ほら、火神、ここ座ったら?」
そう言って私は隣の席に移り、元々座っていた席(黒子の前)をポンポンと叩いた。
火神「何でお前らと食べなきゃなんねーんだよ。」
真琴「良いじゃん良いじゃん。
他にあいてるとこ、あんまり無いし。」
周りを見わたせば、結構お客さんが入ってる。
火神「仕方ねぇ。」
ちっ、と舌打ちしながらドカッと座った。
火神「…。
ほらよ、一個やる。」
自分の前にあるハンバーガーの山から一つ取り出して、黒子に投げ渡す。
黒子「?」
真琴「なんで?」
火神「バスケ弱い奴に興味はねーが、オマエのことそれ一個分位は認めてやる。」
黒子「どうも。」
真琴「一個分て…。」
すると、今度は私にハンバーガーを渡してきた。
しかも二個。
真琴「え…。」
火神「オマエは二個分だ。
俺もあのダンクはビビっちまったからな。」
真琴「…。」
上から目線かよ。