第10章 関ジャニ∞:丸山隆平
いつの間にか震えてた、
私の手も、
震えが止まっていて。
だけどドキドキうるさくて
「僕はちゃんの事、
気持ち悪いなんて思ってへんよ」
「…っ!」
彼が微笑みかけてるだけで、
いちいち顔が熱くなってて
目も合わせられなくて、
知らない気持ちが支配する。
「どないした、」
「なんでもない!!!」
初めて、初めてなんだ!
いつかカラコンなんて、
つけていなくても、
『綺麗な目だね』って
そう言ってくれたら、なんて。
コンプレックスだった目すらも
好きになれそうな私は、
この初めての気持ちを
彼に『初恋だ』って自覚してる。
( 大倉の妹 ) END
「カラコンなんてせんでもええのに」
「裸眼だと気持ち悪いから」
「左右異色なんてかっこええやん」
「ほんと?」
「ほんまやってー!俺欲しいもん」
「・・・・・」
「・・・・・ほんまやってー!!」
「ありがとう(生粋の芸能人だな)」