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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第32章 海常VS福田総合





氷室は外でアレックスと会話をしており、少し思い空気の彼女が「惜しかったな、タツヤ」
と口を開いた

対し彼は「ああ…けど今は、スッキリしてるよ」と返し、試合前日にアレックスに言った言葉思い出し、「あの時はすまないアレックス。俺は本当は…」と話を始めるとそこに「あれぇ?お前…さっき試合に出てた奴?」と歩いてきた

その頃黄瀬はアップでダンクを決めており、観客の注目の的になっていた。彼のことを早川は「気合入ってるっすね黄瀬の奴!」とラ行は言えてなかったが言っていた

小堀は早川に「まあこれに勝てば次は誠凛だからな」と1番可能性があることを言った



森山
「いや…それももちろんあると思うが、それだけじゃない気がする」


小堀
「え?」


森山
「昨日、今日の相手のビデオを見てる時…」



彼が話すには昨日ビデオを見ている際、目を見開き急に立ち上がり「そんな…コイツは…!」と言ったらしい

笠松が結局アレはなんだったのかと聞いてみると、黄瀬は「いやぁ…ちょっと昔の知り合いがいたんで…ね」と返していた

その頃火神はようやく氷室達のいるところに着き、彼の名前を呼ぼうとすると目を見開いた

会場でアップしている黄瀬の話はまだ続いており、彼は少し思い出しながらまた話を続けた



黄瀬
「俺が帝光のバスケ部に入ってスタメンになったのは中2の頭…つまりその前には違う5人目がいたんス。そして…最も危険と呼ばれた男」



外で火神が見てみるとアレックスが首を絞められており、咄嗟に彼は「な…にを…何してんだ!誰だテメェ!!」と叫んだ

話によると彼の名前は灰崎祥吾といい、元帝光バスケ部だった男だった

黄瀬はアップの途中で灰崎がいるか確認し、「まあアイツが真面目にアップしてるなんて思ってなかったっスけど…」と本音を言った

そして彼は足に違和感を感じ、笠松にアップを切り上げて良いか聞いていた。笠松はそれに最初何か言いたそうだったが、それを了承し見送った

また会場の売店等があるところでは青峰が桃井に「次の試合灰崎が出てくる!?」と彼女が言ったことを聞き返した



桃井
「…うん」


青峰
「…チッ、やめたんじゃねーのかよアイツ…ったく思い出したらムカついてきたぜ…イヤな奴が戻ってきやがった」







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