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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第20章 霧崎第一高校




日向
「ちょっと待てよ!去年お前がやったこと…まさか忘れたりしてねーだろーな」


花宮
「オイオイひでーなあ、まだ俺が何かしたと思ってんのかよ
知らね、アイツが勝手にケガしただけだろ」


日向
「テメェ…ッ、」


火神
「ったく実物は一段とクソだな、テメーがどんなてを使ってこようが、」


黒子
「負けません」


火神
「潰せるもんなら潰してみやがれ」


花宮
「おーおー威勢がいいな。知ってるぜ、ウワサの1年コンビ
せいぜい気を付けろよ。何もないといいけどなぁ… 」



花宮はそう言いながら何かを企んでいるような笑みを黒子と火神に向けて去っていた

その後アップが終わったため全員ベンチへと戻った。木吉は1人でテーピングを巻いていた

そんな彼を見た1年トリオこと降旗、福田、河原は彼へと駆け寄って声をかけた



福田
「木吉先輩!!」


河原
「テーピングならやりますよ!」


降旗
「てかやらせて下さい!」


木吉
「あ…ああ…?」


福田
「俺達なんもできないけどせめて…そんでそんで…」


1年トリオ
「絶対勝って下さい!」


木吉
「んん?日向…!まさか話したのか!?」


日向
「別に隠すことでもないだろ。黒子と火神が話したらしいな」



自身の膝にテーピングをしてくれる3人を見た木吉は少々照れながらも嬉しそうな顔をしていた

しばらくしてできました!との声が聞こえ膝を見るとぐるぐる巻きにされており、相田はできましてないでしょ!!巻きすぎよ!と福田の頭を叩いた

まったく…と言いながら相田は木吉の膝へテーピングを巻いていった



相田
「はい!できたわ…けど、ムチャはダメよ。危ないと思ったらすぐ代えるからね!」


木吉
「ああ……ありがとな」



彼はそう呟いてテーピングを頑張ってやってくれた3人の頭をポンポンポンと叩いた

その行為に嬉しそうな顔をした3人は、それぞれとても良い顔をしていた





日向
「よぉし…絶対勝つぞ!!誠凛ーファイ!!」


「「オオ!!!」」



「ウザすぎて目眩がするんだけど」


山崎
「オラ試合始まんぞ!!起きる!!」



「スターターじゃないしほっとけば?」


古橋
「まったく不敏だな、やる気を出せば出すほどより残酷な結末になるだけなのに」










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