第30章 二年の恋と真実
誠 「なぁんて、ね」
みゆき 「・・・え?」
誠はレモネードが無くなった空のコップの中に入る氷を弄ぶようにカラカラと回すと
意地悪い笑みを私に浮かべた。
それでも私が困惑していると、誠は呆れたように真顔になって言った。
誠 「・・・・・。ねぇ、最近思ってたんだけど、みゆきって実はバカでしょ」
みゆき 「な!?ちょ、まっ、私成績は中の中だから!102位だもんこの前の期末!」(300位中)
誠 『うっわホント中の中・・・。)』
誠 「そうじゃなくて、俺、いくつ?」
みゆき 「・・・・・・・・・・・・ぁ。」