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あーるじゅうはち
第30章 二年の恋と真実
みゆき 「ちょっ、『ふぅん』って他に言い方ないの!?2年も想ってくれてたんだってば!」
誠 「ちょ、バカ、ポーチで殴んな」
誠はやめやめ、と言葉にならない言葉で私の腕を掴んだ。
みゆき 「!」
誠 「ああもうだからちょっと落ち着けって」
みゆき 「~~~~っ」
少し赤くなった顔を誤魔化すように冷たい緑茶を流し込む。
誠 「ハァ。てかさ、みゆき、そしたらお前どうすんの?」
みゆき 「・・・え?」
誠はいつになく真剣な顔をして私を見据えた。
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