第23章 理由
誠 「ん・・・・・んん・・・・・」
みゆき 「まっ、誠ぉぉぉ!起きてぇぇぇええ」
全身を駄々っ子のようにムリヤリ暴れて、ようやく誠は起きた。
寝起き悪いな・・・・
誠 「んぁ・・・?ここ・・・・」
みゆき 「ぷはぁっ、おはよ!誠」
やっと解放された私は、誠に笑顔を向けた。
ちょっとひきつっけるかもだが。
誠 「みゆき?」
みゆき 「ん」
そう言って時計を示すと誠は顔いきなり青くして、
誠 「やややややば!こんな時間ー・・・」
ぐい
誠 「ってぐへぇっ!」
制服のネクタイを思いっきり引っ張ると誠はやっぱり死にそうな声を出した