第20章 芸能界
みゆき 「あー、じゃあまぁ、保留ってことでお願いします。」
それで連絡取らなきゃ忘れるでしょ。
っていうすごい楽な考えにたどり着いた私は電話を切ろうとする。
けど、吉井さんの慌てた声で止められてしまう。
吉井 「でも、審査員が一目であなたに決定したということで、あなた以降の応募者は急に受け付けないとか言いまして・・・。一度だけ、撮影、やってみませんか?」
みゆき 「あ、あははぁー・・・」
どう返せばいいんですかね。
迷いつつ駅の改札口に入る。
そこには-・・・・・
みゆき 「誠!?」
彼がいた。