第33章 年上カノジョ 〈灰羽リエーフ〉
*黒尾
黒「……で、なんだよ、リエーフ。相談って?」
部活終了後
俺たちはリエーフが相談あると言われて部室に集められた。
別に俺はいいけどよ…。
山「部活終わったんだしさっさと帰りてーだからさ早くしろよ!?」
ほら、こうやって騒ぎ立てる奴が出てくる。
リ「じゃ…じゃ言いますけど…
俺、どうしたら朱鳥先輩ともっと恋人らしくなれると思いますか!?」
『…………。』
一瞬部室が静まり返った。
黒「あ〜そういりゃお前ら付き合ってたんだな。」
そうコイツは
俺ら3年と同級生でマネージャーの黒羽と付き合っていた。
夜「あんまそういう素振りしないから忘れてたな。」
犬「俺は初耳ッス!?いつからなんだリエーフ!!」
リ「えっと3ヶ月前。」
山「クソッリエーフ先越されるとは…!!」
あ…なんか話がズレてきてる。
リ「いや…なんか話ズレてきてるみたいなんッスけど!?ちゃんと考えてくださいよ!」