胸ぐらを掴んでいた勝己の手が緩くなった。
……はぁ……勝己…。
勝己が私の事好きだって言うたびに、私はいつも自分の好きは他の人にある。
勝己
……お前には…俺しか…。
そんなのは昔の私だよ。
私はもう外に出る事が出来て、私の世界はあの部屋だけじゃない。
………。
……勝己…。 体熱い…。
私だってそんな余裕無い…。
(傷付けてごめん。だけど今はそんな事考えられない。)
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