
そう言った仁美の心境はもちろん…。
今、部屋にはヒミコ達が居るからだった。
(……危ない…もし勝己が気が付いたら…。)
無駄に高鳴った心臓を落ち着かせた。
(…勝己にヒミコちゃん達の事がバレてはいけない…。)
(それが…勝己を欺く行為だと分かっていても…。)
チラッと勝己を見ると、もう彼の興味は仁美の部屋から離れていた。
その事に、仁美は安堵のため息を吐いた。
………
ヒミコちゃん
……やっぱり増えてますね。
仁美ちゃんに群がる余計な奴が。
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