
――翌朝
翔は今夜も泊めてくれないかと智お父さんに言ってきました。
翔
お願いします…。
智
うーん…。
(泊めるのは構わないんだけど、未成年の翔くんをこのままって訳にはいかないよなあ…?どうすっかなあ…。)
翔
駄目…です…か?
智は胡座をかいて腕組みをして卓袱台を見つめたまま、動きません。
翔
……。
潤
はい、お待たせー。
潤がお盆に朝食を乗せ、台所から居間にやってきました。
潤
どうしたの?
卓袱台に朝食を並べてから、神妙な面持ちの智お父さんと翔を交互に見る潤。
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