
潤
じいさん!雅紀!うっせえっわっ!
それよりもかぁぁずぅぅっ!!
俺のものに気安く触るんじゃねえぇぇえよっ!
潤お父さんの怒鳴り声に戦いて、和也は更に翔お母さんのお胸にしがみつきます。
(いや、どちらかというと揉みしだいてる?(笑))
智
おでのみかん…
翔ちゃんと食べたかった…おでのみかん…
雅紀に食べられたおでのみかん…
雅紀
ごめんねえぇぇぇぇ。
ジッチャン、ごめんねえぇぇー!!
みかんの皮を手のひらにのせて、眺めながらぶつぶつと呟いている智お爺ちゃん。
雅紀は智お爺ちゃんの正面に移動して両手の平をスリスリして必死に謝っています。
潤
かぁあーずぅうーっ!!
いつまで俺の乳を揉んでるんだよぉおぉぉーっ!
離せやーーっ!
和也
ひっ…っ!
(こわい…)
雅紀
え?え?え?
俺の…乳?…って?
(かずが揉んでるのはお母さんのおっぱいだよねえ?)
(お父さんってば、何言ってるの??)
智
みかん…
みかん…
みかん…
普段は子供たちに優しい潤お父さん。
だけど、翔お母さんのことになると人が変わってしまうようです。
智お爺ちゃんはまだ「みかん…」とぶつぶつと言っています。
相当ショックだったようですね。
クリックして次のテキストを表示

http://dream-novel.jp
