第27章 遡る ※
がまた首を振っていた。
ん?何か言ってる?唇が塞がれてうまく喋れずもがいている。
もう一度少しだけ唇を離したときに、大きな声で呼ばれた。
「……れっ、零っ!!!」
「え…? あっ、は!?!?悪い!!」
待て。僕は今、何をしていた…?
「びっくりした…、零がぜんぜん止まってくれなくて……
手伝うって、思ってたのと違ったからどんなことするのか分からなくなってきて、何度も“待って”って言ったんだけど…。」
自分でも驚いた。
「すまない、何も気付かなかった。」
「えぇっ?!」
「それに、“待って”はもう聞きすぎて耳にも入らないな。」
「えええっ?!」
「悪い。裸になったを見た瞬間に夢中になったようだ……
あと、これは手伝いじゃない。僕が無意識に抱こうとしてただけだ。
危なかった、あと少しで入れるところだったよ。」
「へ?!無意識にここまでする?!」
「するだろ、どれだけを抱いてきたと思ってる。」
「…──っ! もうっ!」
「、早く。もう限界だ。」
「そ、それは…!零が勝手に始めるからでしょ?!」
やさしくを抱き起こし、
手を取って、大きくなった自分自身に触れさせる。
「して?」
「ど、どっちで……」
「ん?」
「あ…ううん」
今のは何だ?
どっちって、まさか口でしてくれるつもりだったのか?
「、口でできる?」
「やろうと思えばできるかも知れないかな…?」
くそっ!のこの反応はできるときの答え方だろ!七年の間に他の男にしてたのかと思うと腹が立つ。
駄目だ、怒りを出すな。
いい加減嫌われる。
「じゃあ、口でして?」
「うん…、嫌なところあったら言ってね。」