第3章 基盤〜
昨夜の汚れモノを洗濯機に詰め込んでスイッチを押す
ちゃんと回ってくれた
リビングのテーブルにマンションの鍵と封筒が置かれている
封筒の中身は万札帯1本
それと手紙
『おはよう
任務に行ってきます。家にあるモノはなんでも自由に使って。
開けちゃいけない扉なんてないからどんどん探索していいよ。
それと僕のわがままで引っ越しさせちゃうんだから引っ越し費用と準備金は出させてね。帰還日は教えられないけど必ず一番に帰ってくる。その時、部屋に〇〇〇が居てくれたらめちゃくちゃ嬉しい。 愛してる』
PS お金のこと起こらないでね(ちゅっ)
怒らないでと言われたら怒れない
いつ帰ってくるかわからないのに部屋で待っててくれたらなんて………
うん、無理
流石に3日同じ服は着たくない
悟のTシャツ借りて一旦家に戻ろう
クローゼットの扉を開ける
数枚のYシャツとTシャツ
スーツが何着かあるだけ
ほんとにモノ少ないんだなぁ
洗濯機は乾燥までやってくれるタイプ
おまかせしよう
掃除は……ル○バさんがいらっしゃる!
充電されてるのかな?
ポチっ
「テッテレッテンテン」
おぉ、動いた‼︎
ル○バさんよろしくお願いします
何があっても何がないのかチェックしなきゃ……
待って、待って
〆切?〆切迫ってるのあるんじゃない?
急いでスケジュールをチェックする
ヤバい、ヤバい、ヤバい
明日〆切が2本ある
今日までの分で飛ばしちゃったのは………
無いよね?無いね?はい無いーーーふぅ、怖っ
浮かれてる
こんなんじゃやってけない
パンパン
顔を叩いて自分を中心に戻す
よし、まずは生活の基盤、お仕事から片付けよう
引っ越しはその後
Tシャツを着てみる
デカっ
袖をちょっとまくって
すそはちょっとウエストINして…
くぅぅぅ、デカい……
うん、諦めよう
悩んでる時間がもったいない
戸締り確認してマンションを出た