第2章 マネージャー人生の始まり
ん〜〜、最後は太智君かぁ。。。
太智君の名前をスマホの画面に出す。
ドキドキして通話をタップする指が震える。
タップする寸前で指が止まる。
太智君にモーニングコールする時は、いつもこうなる。
早く電話かけないと太智君が遅刻しちゃう。
そう思って意を決して通話をタップした。
緊張でスマホを持つ手が震える。
プルルルル〜プルルルル〜プルルルル〜
『もしも〜し。ちゃん?』
ドキン
太智君が私の名前を呼ぶ度に心臓が飛び跳ねる。
「はい、おはようございます。起きる時間です。起きてました?」
『目覚ましがなって今、起きたとこ。グッドタイミング(笑)』
「良かったです。今日からマネージャー業務、本格的に始まりますのでよろしくお願いします。」
『あ〜そうだね。今日からだ。この業界、大変な事もあるけど頑張ってな。何かあったら、いつでも相談に乗るからね。』
相変わらず優しい太智君。
普通に話せなくて本当に申し訳ないよ。
未だに太智君にだけ敬語になっちゃうし。
「ありがとうございます。頑張ります。」
『今日は、9時に局集合だっけ?』
「はい、そうです。」
『了解。また、後でね』
電話が切れて緊張の糸が切れた。
さて、行く前に舜ちゃん起こしに寄らないと。