第7章 【五条悟・伏黒恵】クロユリは君を離さない**
先端を転がすように舐め、時折、ちゅうっと吸い上げた。
「……んっ、やっ……そこ、っ、あ、あっ……」
……声、絶対廊下まで漏れてるな。
今日、虎杖がいなくてよかった。
の指が、俺の肩に強く食い込んできた。
限界が近いのがわかる。
でも、すぐにはいかせない。
俺のことだけで、頭の中がいっぱいになるまで。
わざと動きを緩めて、触れるか触れない位置で舌を止めた。
焦らされて、の目尻に溜まっていた涙が頬を伝って落ちる。
「ぁ……っ、やめ、ないで……っ」
そうやって、もっと俺を求めろよ。
俺も、お前が欲しくてたまらない。
濡れて熱を帯びたそこへ、もう一度強く吸いついた。
「あぁっ、ん、っ、んん、……きちゃぅっ……!」
腰が反ってびくびくと痙攣した後、の身体から完全に力が抜けた。
扉に寄りかかっていた身体が、支えを失って膝から崩れ落ちていく。
俺はスカートの中から顔を出して、倒れ込む身体をしっかりと受け止めた。
「……はぁっ、ふぁ……っ」
腕の中にすっぽりと収まったは、荒い息を吐いている。
汗で乱れた前髪を指で退けて、額にキスを落とした。
「ベッド、いくか?」
「……ベッド……」
呟いてから、ようやく頭が追いついたらしい。
さっきまでぼんやりしていた目が、急に現実へ戻ったみたいに俺を見る。
顔も見る間に赤くなっていった。
「それって……」
この意味くらい、わかってるんだろう。
それでも俺を選ぶなら。
今日はもう、離すつもりはない。
俺の服を掴む手に、ぎゅっと力が入る。
「……わ、私――」
――ばんっ。
扉の向こう側から、何かがぶつかったような重い音が響いた。
「「……っ!?」」
二人同時に、ばっと扉へ顔を向ける。