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【呪術廻戦/短編集R18】夜更けの花屋は恋を売る

第7章 【五条悟・伏黒恵】クロユリは君を離さない**


先端を転がすように舐め、時折、ちゅうっと吸い上げた。



「……んっ、やっ……そこ、っ、あ、あっ……」



……声、絶対廊下まで漏れてるな。
今日、虎杖がいなくてよかった。


の指が、俺の肩に強く食い込んできた。

限界が近いのがわかる。
でも、すぐにはいかせない。
俺のことだけで、頭の中がいっぱいになるまで。


わざと動きを緩めて、触れるか触れない位置で舌を止めた。
焦らされて、の目尻に溜まっていた涙が頬を伝って落ちる。



「ぁ……っ、やめ、ないで……っ」



そうやって、もっと俺を求めろよ。
俺も、お前が欲しくてたまらない。


濡れて熱を帯びたそこへ、もう一度強く吸いついた。



「あぁっ、ん、っ、んん、……きちゃぅっ……!」



腰が反ってびくびくと痙攣した後、の身体から完全に力が抜けた。
扉に寄りかかっていた身体が、支えを失って膝から崩れ落ちていく。

俺はスカートの中から顔を出して、倒れ込む身体をしっかりと受け止めた。



「……はぁっ、ふぁ……っ」



腕の中にすっぽりと収まったは、荒い息を吐いている。
汗で乱れた前髪を指で退けて、額にキスを落とした。



「ベッド、いくか?」

「……ベッド……」



呟いてから、ようやく頭が追いついたらしい。

さっきまでぼんやりしていた目が、急に現実へ戻ったみたいに俺を見る。
顔も見る間に赤くなっていった。



「それって……」



この意味くらい、わかってるんだろう。
それでも俺を選ぶなら。
今日はもう、離すつもりはない。


俺の服を掴む手に、ぎゅっと力が入る。






「……わ、私――」









――ばんっ。



扉の向こう側から、何かがぶつかったような重い音が響いた。



「「……っ!?」」



二人同時に、ばっと扉へ顔を向ける。
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