第44章 サワギリさん
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次の日、Aが死んだのです。
昼休みが終わっても教室に戻らないAを探していた先生が、校舎裏で死んでいるAを発見したのです。
状況から考えるに、屋上からの飛び降り自殺だと思われました。
Aの友達として、私とB、Cは警察から話を聞かれました。私は特に何も言わなかったのですが、後からCに聞いたところ、Cは警察にサワギリさんの話をしたようでした。Cとしては、Aがサワギリさんに殺された、と言いたかったようですが、当然、大人はそれを信じるわけがありません。今から思えば、むしろ、Aが自分の『お呪い』のせいでR子が死んでしまったと気に病んで自殺した、という証拠として見られてしまったのでしょう。
結局、Aの死はそのまま自殺として処理されました。
当然、サワギリさんの話は取り沙汰されることはありませんでした。