夢幻泡影②【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】アンケート開催中
第21章 声にならないラメントーソ【熟む〜呪胎戴天-伍-】
「点も下手に長い間 所持してると他の泳者に狙われるリスクが高まる」
「ですね。まずは津美紀と合流する。それが安全だと思います」
星也に頷き、真希に再度 津美紀のことを頼む。
「了解。ただ、あたしは一緒には結界に入れない。さっきも少し話に出たが、呪力がない あたしは結界に認識されないから、“転送”のときに津美紀と剥がされる」
「呪力があっても“転送”は別々でしたよ」
「パラシュート あった方がいいっスよ」
「津美紀、パラシュートの使い方 分かるかな?」
伏黒、虎杖、詞織の言葉に真希が首を傾げた。
「一つ、ずっと気になっていることがある」
しばらく考え込んでいた様子の星也が手を上げる。
「僕が第2結界に入ったときも、“転送”はあった。けど、第2から第1に移動したときにはなかったんだ」
星也の話に、伏黒は目を丸くした。
“転送”は結界のルール。正規の手順を踏まなくとも発生するはず。
「星也さん、何か変わったことは? やったこととか、逆にやらなかったこととか」
伏黒の問いに、星也は記憶を辿るように目を伏せた。
「あぁ。それを今 考えていた。第2結界に入る前、僕はコガネから参加意思を問われてそれに答え、総則を確認して結界に入った。これは恵たちも同じはずだよ」
「そだな」と虎杖が頷き、詞織も「ん」と相槌を打つ。