第44章 オートマータ
もう一人の男性が両肩を下からすくい上げるようにしてラビの上半身を持ち上げる。ラビは必死に両手をついて四つん這いの姿勢に戻ろうとしているようだが、後ろの男性が深く突き上げると手がブルブルと震えて力が入らないらしく、すぐに崩れ落ちてしまった。
何度か起こそうと思った男も諦めたようで、ラビの体の横から手を差し入れて胸をまさぐリ始めた。
「ん・・・あ!・・イク・・・イクイク♡」
ラビが喜悦の声を上げ、顔をのけぞらせる。体が柔らかいのだろう。背を大きく反らせるような態勢でブルンとひとつ震えて、またへたり込んだ。しかし、それでも、後ろの男はペニスの抽送をやめなかった。
「あ・・・くぅ・・・ぅ・・い・・ってるぅ・・ダメェ・・・また、そんなにパチュパチュされたら、・・・また・・また・・・あ!あ!」
再びラビが絶頂をした。そして、今度こそ後ろの男も果てたらしく、ずるりと陰茎が抜かれる。その先の避妊具がたっぷりとした精液をたたえているのが遠目でも見ることができた。
ラビが腰砕けのようになり、うつ伏せているのを今度は、もうひとりの男が無理矢理に引き起こし、傍らのソファの上に座らせる。そして、再び避妊具をつけた陰茎を容赦なく沈めていった。
「あああ!・・・らめぇ!・・・イッた・・・イッたばっかりだからあ!
おしり・・・ダメ・・・ふかぃいいい!」
ラビが頭を振り乱して悶える。マスクに付いた長いウサギの耳のモチーフがゆらゆらと揺れていた。
「今度はデリエールですね」
ほらこっち、とファイが手を引いてよく見える場所に誘導してくれる。そこで私が見たのは、ラビの肛門に男の陰茎が深々と突き刺さっている情景だった。
ぬちゅぬちゃと淫らな音を立てて、ありえない場所を出入りするペニスに、私の胸がこれ異常ないほど鼓動した。
一体・・・あれ・・・あれ何?
ラビの喜悦の声が、その行為を嫌がっていない、それどころか深い快感を感じさせられていることを示唆していた。
あんなこと・・・して・・・
き・・・気持ちいいの?
私もセックスで快感を感じたことがあったが、あんなになるまで悶えたことはなかった。そして、震えるほどの絶頂というのも未経験だった。
もしかしたら、私の経験してきた『セックス』とは、違う何かを経験している・・・の?